生物用語解説

「よ」ではじまる用語

[ようけつ]hemolysis

赤血球の細胞膜がこわれてヘモグロビンなどが流出する現象。赤血球を蒸留水に入れると,吸水し続けて,ついには溶血する。

[ようしつ]solute

溶液において,溶けている物質。たとえば,食塩水では食塩。

[ようせいしょくぶつ]sun plant

陽地をおもな生育場所とする植物。

[ようばい]solvent

溶液において,溶かしている物質。たとえば,食塩水では水。

[ようまく]amnion

胚膜のうち最もに近いところにある膜。外胚葉中胚葉からできている。羊膜の内側は羊水で満たされている。脊椎動物のうち,哺乳類,鳥類,は虫類がもつ(羊膜類)。

[ようよう]sun leaf

強光下で生育した葉。さく状組織の発達がよく,葉も厚い。光補償点が高く,気孔の数も多い。陰葉の対語。

[ようりょくたい]chloroplast

細胞小器官の1つで,光合成の場になっている。二重の膜に包まれ,内部には扁平な袋(チラコイド)が重なった構造(グラナ)がある。緑色のクロロフィルや,黄~橙色のカロテノイドなどを色素として含む。