[ちっそこてい]nitrogen fixation
空気中の窒素からアンモニウムイオンをつくる働き。窒素固定を行う生物には,非共生生活するアゾトバクター(好気性細菌),共生生活する根粒菌,非共生・共生生活のいずれも行うネンジュモ(シアノバクテリアの一種)などがある。
[ちっそどうか]nitrogen assimilation
生物が,外界から窒素化合物をとりこみ,タンパク質などの有機窒素化合物につくりかえる働き。多くの植物は空気中の窒素を直接利用できないので,根から無機窒素化合物を吸収して有機窒素化合物を合成する。
[ちゃねる]channel
チャネルタンパク質が細胞膜を貫く穴を形成し,その穴を開閉して物質を通過(拡散)させる。水や特定のイオンなどの親水性の分子を通過させるチャネルが多数知られている。
[ちょうたんぶんれつそしき]apical meristem
成長する軸の先端に存在し,細胞を増殖させる組織。茎では茎頂分裂組織,根では根端分裂組織という。
[ちりてきかくり]geographic(al) isolation
地理的,地形的な障壁によって行き来ができず,集団間の遺伝子の交流がたたれること。