メヒシバ

道端などに広く分布する一年生草本。茎の下部は地面をはい,節から根をのばす。茎の上部で数本分枝して,長さ2.5~3mmの小穂を密につける。駆除が難しく,畑に入ると土の養分をとって作物の生育を阻害するので害草とされている。

葉は長さ10~20cmくらいの細長い披針形で先はとがり,表面はざらつく。葉の縁には細かいきょ歯がある。葉や葉鞘は毛がはえている。

黄緑色から褐色の小穂が集まり,花序を形成する。