オオオナモミ

ユーラシア大陸・北アメリカ原産で世界中に広がっている帰化植物。日本には昭和初期に移入した。 茎はよく分枝し毛があり,少し褐色をおびる。刺のある果実をつけ,動物により運ばれる。畑などで害草として問題になっている。

広卵形の葉は3~5に浅く裂け,葉の縁には低いきょ歯がある。

雄花は茎の先につき,雌花は茎の節などに数個ずつつく。雄花序は両性花で構成されているが結実しない。2つの雌花はつぼ状の総苞につつまれている。