セイヨウタンポポ

ヨーロッパ原産で,日本に明治時代に渡来した帰化植物。単為生殖で種子ができるので繁殖力が強く,特に都市部を中心に広がっていて在来のタンポポと競合している。根生で羽状のロゼット葉で冬を越す。ほとんど一年中,黄色い舌状花からなる頭花をを咲かせている。ヨーロッパ北部では葉を食用にする。

狭楕円形で,深裂するものから全縁のものまで変異が大きい。

頭花は黄色で両性の舌状花からなる。総苞片が反り返る。受粉が起こらなくても単為生殖で種子ができる。

見分けのポイント

頭花を包む総苞片が反り返っているのでカントウタンポポなどとは区別できる。