スイバ

スイバ日本各地の日当たりのよい道端や低山に生育する多年生草本。若葉などを山菜として食用とする。この植物にはシュウ酸が含まれていて,食べると酸味がある。そのため酸っぱい葉から酸い葉と名前がついた。

根生葉は長楕円形で長い柄がある。茎葉は披針状長楕円形で基部はやじり形をしていて,下部の葉には短い柄があり,上部の葉は茎を抱くようにはえる。

雌雄異株で花は茎の上部に集まって咲く。花には花弁がなくがく片は6枚。雄花にはおしべが6本,雌花には3本の花柱がある。花柱は紅紫色で先が細裂している。