サザンカ

サザンカ四国の太平洋側~沖縄の山地に生育する常緑小高木。観賞用に庭や公園などに植えられることが多い。幹の表面はなめらか。ツバキに似ているが,サザンカの方が枝が細く,葉や花が小さい。ツバキの花弁はもとの方がくっついているが,サザンカはくっついていないので,花が散るときは花弁が1枚ずつ落ちていく。ツバキと同じようにさまざまな花の形や色の園芸品種がある。

長楕円形~卵状長楕円形で互生する。厚手で光沢がある。葉縁には細きょ歯がある。

10-12月に枝先に白色の5弁花をつける。花弁は1枚1枚ばらばらになって散る。