先輩の声

編集部員にインタビュー

理科担当YS 理系大学卒

2019年度入社。
中学校の理科と高校の地学をおもに担当。
大学時代は理科教育学を専攻。

おもに高校地学の資料集の編集を担当しています。より良い資料集を作るために,学校の先生方と会議を行い,頂いたご意見をもとに誌面の検討を行います。また,学校現場でデジタルコンテンツの需要が高まっていることから,動画やアニメーションの編集作業を行うこともあります。

学生時代は,教員や公務員,一般企業と幅広く就職活動を行いました。その中で,大学内の就職説明会で浜島書店と出会いました。漠然と教育に携わる仕事をしたいと思っていた私にとって,教材を販売・制作して間接的に教育に関わる仕事は魅力的でした。

レイアウトや内容を何度も練り直したページを,完成した1冊の本の中で確認するときです。また,営業の方から教材を採用していただいている先生のご感想を聞くこともあり,自分が携わる本が先生や生徒の方に使っていただいていることを実感できます。

私はちょうど教育の転換期に入社しました。教材の在り方も変わろうとしている中,学校に必要とされる教材のかたちを模索し,実現することを目標にしています。

ドライブが好きなのでよく車で出かけています。有給休暇も取得しやすく,休日の前後に休みをとって旅行に行くこともあります。

落ち着いた雰囲気の中,自分の仕事に集中できる職場です。もちろん,仕事を進めるうえで生じた疑問や悩みは,先輩方がしっかりと受け止めてくれます。また,昼休憩には先輩や同期と昼食を食べに行くことも多いです。

教育や出版に興味のある方,教材の編集という職業があります。ご縁がありましたら,一緒に教材をつくりましょう。

国語科担当HU 文系大学院修了

2017年度入社。
中学校の国語と高校の国語をおもに担当。
大学時代はドイツ文学を専攻。
日本文学も好きだったので,国語の教員免許を取得しました。

現在は古文の問題集の編集を担当しています。先輩の作った大まかな構成をもとに,題材選びや問題作成に取り組み,具体的に詰めていきます。デザインや挿絵に使うイラストの発注なども行います。
その年や時期によって担当する教材が変わるので,中学向けのワークブックや高校入試対策の教材に携わることもあります。

文学や言葉に関わる仕事を,と考えていたときに,教材制作という道があると知りました。
数ある教材会社の中から浜島書店を選んだ理由は,『国語便覧』や『新詳日本史』が好きだったからです。パッと開いたときに興味を引く誌面やわかりやすい構成に魅力を感じ,そのような本づくりに携わりたいと思いました。

手書きで作った原稿から,実際にできあがった誌面を見たとき。先輩に相談しながら問題を練り直していて,よい案が浮かんだとき。
頭をひねり,多くの人に協力してもらいながら作り上げた本が,だれかの手元に届くと実感したときもやりがいを感じます。

表現一つで伝わり方が変わる言葉の不思議やおもしろさを,多くの人に伝えていくこと。そのためのアイデアをどんどん出していける人になること。

趣味で家族の伝記や小説を書いています。土日にこつこつ書くのも好きですが,夏と冬の長期休暇が長く,まとまった時間がとりやすいので,その期間に集中して仕上げます。
散歩をして体を動かしたり,地元の友人と話したりするのもいい気分転換になります。

静かな環境で,落ち着いて仕事ができます。先輩が近くで仕事をしているので,相談しやすい雰囲気でもあります。
社員は推理小説,映画,音楽など,いろいろな趣味をもった人がいます。休み時間に話してみると,世界が広がっておもしろいです。

就職をすると,学生時代に学んできたことから遠ざかりがちですが,教材づくりは仕事を通して学び続けることができます。学ぶのが好きな方,その楽しさを伝えたいという方,ぜひ一緒に働きましょう。

社会科担当MD 文系大学卒

2002年度入社。社内での役職はマネージャー。
中学校の地理と高校の世界史をおもに担当。
大学時代は日本史学を専攻。

中学地理,高校世界史,歴史総合の資料集や問題集の企画・編集を担当しています。
また,教科チーフとして,企画やスケジュールの調整,情報の収集,後輩指導など,円滑なチーム運営のためのマネジメント業務を行っています。

私は「歴史」と「教育」に興味があり,どちらにも関わる仕事に就きたいと思っていました。様々な職種がありましたが,多くの人に広く影響を与えられる教材編集というアプローチに,魅力を感じました。
また,高校時代に読むのが好きだった歴史の資料集は浜島書店のもので,自分にとって親近感がわく会社でした。

編集部では,学校現場で求められているものを調査し,先生方の声を取り入れながら企画を考え,本を創り上げていきます。若手の社員でも,良い企画を提案できれば,ぜひやってみようという後押しもあって,新しいものを形にしていくことが可能です。
そうやって工夫を重ねた誌面が本の形になった時はやりがいを感じますし,作成した本に好評の声をいただいた時は,とても励みになります。

教材をきっかけに,学ぶ楽しさを感じる子どもが増えることが目標です。
そして,「これを学ぶには,この本が一番」と言われるような本を創り上げたいです。

平日は,少しでも早く帰れるよう仕事を段取りし,子ども達と一日にあったことを話しながら食事をする時間を大切にしています。私は二度,産休・育休を取得して復帰しました。子どもが小さい頃はバタバタでしたが,会社の時短制度も活用して乗り切りました。夜,家事を片付けた後は,自分のために丁寧にお茶を入れて,ゆっくりと過ごします。

普段,編集室は静かで,集中して原稿作成を行うことができます。
先輩や後輩とは気軽に話すことができ,給湯室では世間話に花が咲きます。
また,子育て中の人も多く,仕事や休みの相談もしやすい環境です。

子ども達の未来形成の手助けとなる,とてもやりがいのある仕事です。
近年,教育はどんどん新しく変化しています。だからこそ,新しい教材を創っていくチャンスでもあります。
創意工夫の好きな人,ぜひお待ちしています。

理科担当HA 理系大学院修了

2002年度入社。社内での役職はチーフマネージャー。
中学校の理科と高校の化学・地学をおもに担当。
大学時代は「物性物理」について学んだ。

自分の担当書籍の企画・制作のほか,理科チーム全体のマネジメントをしています。社内外のご意見をもとに,ご提供する教材のおおまかな方向性を考え,必要な人員の配置,企画・制作の相談に乗るなどしています。制作が進んでからは,進行状況を確認し,必要に応じた調整を行います。場合によっては自分自身がフォローに入ります。また,他部署との相談の際,窓口にもなります。

科学が好きで,科学を広める仕事をしたいと思っていました。
先生や学芸員も考えましたが,間接的ながらも多くの子どもたちに影響を与えられる仕事ということで,学校教材の編集という仕事を選びました。また,学生時代に知り合った魅力的な先生方を支えたいという気持ちもありました。
数ある出版社の中で浜島書店を選んだ理由の1つは,アットホームな雰囲気です。県外から面接のために訪れた際,面接後に「ここを観光して帰ったら?」と地図をコピーしてくれたのを覚えています。
もう1つ,インターネットが普及する前から,教育関係の団体のMLやHP用に無料でサーバーを貸すといった貢献をしており,その姿勢に惹かれたというのもあります。

本の制作は,初めから終わりまで自分の目で確認しながら進めていきます。自分の頭の中だけで形をもたなかったものが,少しずつ本の形になっていくのが面白いです。
また,現場の先生にお会いしたときに,できあがった本についてのご意見をいただき,実際に使っていただいていることを実感するときにも,やりがいを感じます。

各調査で,「理科が好き」「勉強が好き」と答えてくれる子どもを増やすこと。
自分が編集した本が,そのきっかけの1つになること。

子どもが小さいので,帰宅後や休日は,家事育児に追われています。仕事が忙しいときも,家族と過ごすことがよい気分転換になっています。空いた時間は,以前は,先生方の学習会に参加するなどしていましたが,子どもが生まれてからはその時間をとりにくくなりました。それでもすき間時間で担当している分野の本を読むなどの勉強をしています。

チームにもよりますが,理科チームは,打ち合わせのとき以外は静かで,みんな黙々と仕事をしています。黙々と,ですが,社内チャットでさまざまなやりとりが行われているときもあります。
また,役職についている人も机を並べて一緒に仕事をしています。仕事の具体的なことでも相談しやすいです。

未来の大人を育てる仕事に関心のある方,学校教材の編集という仕事があります。よろしければ,一緒に教材をつくりましょう。

営業部員にインタビュー

AI 文系大学卒

2021年度入社。大学時代は国際学を専攻。

1年を通して様々な業務に関わることができます。営業部としては主に,全国の中学校,高校を訪問し商品のPRをします。また,学校に出入りしている販売店にも訪問します。注文が集中する3月から4月にかけては発送業務や事務作業,改訂期には編集部で作業することもあります。

私が就職活動をしていた時期はちょうどコロナが流行り始めた頃でした。就職面接や授業がオンラインになるなど,世の中が大きく変わる中で、教育はこれから先も必ず必要だと考えました。かねてから情報に関わる仕事に就きたいと考えていたこともあって,教育・学習を通して様々な情報を得,暮らしを豊かにするサポートがしたいと思い,教育系出版社を選びました。その中でも,浜島書店は私が中学・高校で使用していた資料集の会社で,その教材にも愛着があったことが浜島書店を選んだ理由です。

時期によって発送業務や編集での業務にも携わります。何らかの形で自分が関わった教材が採用され,実際に授業などで使ってくれている話を聞いた時にやりがいを感じます。また,自分が話をした先生が実際に教材を採用してくれた時はとても嬉しいです。

世の中の状況に応じて日々変わる教育現場に,浜島書店の商品をどうPRしていくか模索しています。また,現場の状況を先生方に直接聞くことで,現状を把握し,より良い商品を作り,先生方や日本の教育のサポートをしていきたいと考えています。

出張中のホテルに帰った後は,自由な時間になります。ホテルでゲームや映画を楽しむ,普段いくことのできない場所を観光する,その地方特有の名物料理を楽しむなど人によって楽しみ方は様々です。
出張以外の時は,仕事帰りにジムに行って運動をしたり,帰宅してからのんびりしたりと趣味の時間を過ごしています。

話好きで気さくな人が多く,明るい雰囲気のある職場です。困ったことがあれば営業部だけでなく会社全体が相談のしやすい,仕事も丁寧に指導してもらえる環境です。

実際に学校現場へ赴き現状を知ることで,「教育」の実情を肌で感じることができます。先生や販売店からの話を聞き,会社で議論し,より良い教育を共に模索してくことが営業部としての大きな役割だと感じています。ぜひ一緒に全国に足を伸ばし,たくさんの知見を得て,共に成長していきましょう。

SM 文系大学卒

2018年度入社。大学時代は教育学部国語教育専修で日本語学を専攻。

営業部での仕事は中学校・高校を訪問し,教材のPRをすることが中心になります。営業というと商品を「売る」というイメージが強いと思いますが,個人的には先生方の声を「聞く」ことを大切にしています。先生との会話の中には,よりよい教材をつくるためのヒントがたくさんあります。そうした意見を編集部に繋ぐ架け橋になるべく,日々現場を奔走しています。

大学では教育学部に所属し,教育実習を経験しました。その中で,より良い授業をつくるためには,実際に授業を行う「先生」の他に「教材」の存在も不可欠であると気づきました。教材を提供することでも教育現場を支えることができるのでは,と考え浜島書店に入社しようと考えました。

営業部として月並みな表現になってしまいますが,やはり自分が紹介した教材を採用していただいたときはやりがいを感じます。特に学校を訪問した際,生徒が浜島書店の教材を持って歩いているところを見かけるとより一層嬉しい気持ちになります。

一営業員としての目標は,一冊でも多く自社の教材を採用いただくこと,そして採用していただいた先生や生徒の皆さんの満足度を高めることです。そのためには社是である「信頼をつちかい 学びで未来をひらく」という言葉の通り,先生との一つ一つの出会いに対して真摯に向き合っていきたいと思っています。

私は野球観戦や映画鑑賞,釣りなど比較的多趣味な方だと思いますが,それぞれ十分に楽しめています。特に野球観戦に関しては応援しているチームのホームスタジアムが近くにありますので,仕事帰りに当日券を買ってふらっと見に行くこともしばしばあります。

しっかり引き締めるところは引き締め,明るく楽しむときは楽しむ,メリハリのある職場だと思います。また,営業部の先輩は非常に優しい方が多いです。何かわからないことがあれば気軽に尋ねることができる空気感があることも,働く環境としてとても良かったと感じています。

このページを見ていただいていることも何かの縁だと思います。そんなあなたと,切磋琢磨しながら一緒に働けることを楽しみにしております。

YK 文系大学卒

2011年度入社。大学時代は言語学の生成文法について専攻。

営業部は,各県ごとに中学・高校を直接訪問し自社の商品を先生方に紹介することを中心とする仕事をします。他にも私の場合だと,営業が全国各地で得てきた情報を一元的に集約し,営業や編集が参考にするためにデータを加工する仕事や,営業活動のために必要な資料作りなどをしています。その場その場で必要な仕事は変わっていくので,主体的にやるべき仕事を判断し実行していく形をとっています。

名古屋本社のみでありながら全国に流通網を持ち,教育現場に一定の影響を与えている点が魅力でした。現場に求められる質の高い教材を追求する飽くなき姿勢が浜島書店にはあり,その環境下で教育という社会的に重要度の高い仕事に従事したいというのが入社の理由です。

教育現場は日々変化し続けています。その中で切り抜けなければならない様々な課題に直面する中で,問題を明確にし,答えへの道筋を導き実行して解決していく。このプロセスを時に少数チームで,時に営業全体で遂行していく過程にやりがいを感じます。他にも,先生方と実りある話が出来たりする時は一営業員として,本質的なやりがいを感じます。

教育に貢献することで,より良い社会を目指すことです。抽象的ですが,地道な活動がこの長期的な目標を支えているかと思います。そのような実直な活動を日々コンスタントに実行出来るようにすることが将来的な目標です。

平日の仕事後は子供を保育園に迎えに行ったりお風呂に入れたりしています。休日だと子供と遊んだり,趣味の園芸(果樹やサボテン)に勤しんだりしています。出張先だと見聞を広めに街を散策したり,子供とテレビ電話したりしています。

営業部は幅広い年齢層,学歴,異なる経験をしてきた個性が集まる集団です。そのような多様性のある環境なので,自分の価値観や考えを受け止めてくれる組織だと思います。上下関係の中にも同じ一営業員として考えを共有,切磋琢磨し合う「営業部の仲間」という印象も強いです。

教育現場は教育という本質を抱えながらも,その表層は国の方針によって日々変化し続けています。本質を見失わず,かつ変化に適切に対応することが求められます。そのためには「自分の頭で考え発信していく」ことが不可欠です。教育現場について熱意をもって主体的に判断していくことの出来る方や,もともと人と話すこと・考えることが好きな方は楽しく仕事に取り組めると思います。

KY 文系大学院修了

2008年度入社。大学時代は、日本と世界の文学、文化について学びました。

全国各地の中学校,高校をまわり,弊社出版物の営業活動をしています。単に「営業」と言うと,「ものを売る」「契約を取る」というイメージが強いですが,弊社の営業活動では,出版物のPRだけでなく,採用していただいた本に対する感想や意見を伺うことも重要な仕事です。先生方から多くの意見をいただき,それを編集部に繋ぐという,よりよい本をつくるための架け橋の役割も担っています。

学生時代に興味のあった「教育」「出版」という2つの業界に,同時に携わることができるからです。

我々営業部員は全国を走り回っていますが,何度も足を運んで話をしていくうちに,色々な土地で色々な先生と仲良くなることができます。そんな先生と出会い,自分が薦めた副教材を採用してもらった時には,とてもやりがいを感じます。

明確な将来の目標はありませんが,楽しく仕事をしながら日々成長していきたいと思っています。営業はたくさんの人と出会える仕事ですし,仕事で出会うのは先生がほとんどですから,ちょっとした会話の中にも学ぶことがたくさんあります。浜島書店に入社して何年か経ち,それなりに年齢を重ねましたが,まだまだ勉強の日々です。

自分には特に趣味などがありませんので,大抵はゆっくり過ごしています。毎日の仕事量は少なくないかもしれませんが,出張中でも自分の時間は作りやすい会社です。観光をしたり,各地の美味しいものを食べ歩いたり,何か趣味があると,とても楽しい社会人生活になるかもしれませんね。

営業部は家族のような雰囲気でとても和気あいあいとしています。また出張は基本的にペアで行動しますが,一緒に行く先輩に仕事を教えてもらうだけでなく,深い話ができることが楽しみでもあります。おもしろい裏話や,先人の武勇伝なども聞けるかもしれません。

営業の仕事は目標が同じでも,十人十色,人それぞれ違ったやり方があります。正解がないからこそおもしろい仕事であり,目標があるからこそ頑張れる仕事だと思います。一緒に頭を抱えたり,一緒に笑ったりできる,そんな仲間を待っています。