高校生のための国語のおすすめ30冊
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塞王の楯
集英社
〈この世から戦をなくしたい―。〉「石工」匡介と「鉄砲職人」彦九郎の切実な想いはかなうのか。
時は戦国時代。織田信長が目指した天下を豊臣秀吉が統一し、徳川家康が奪取をたくらむ乱世。
武士が起こす戦に巻き込まれ、共に家族をうしなった匡介(きょうすけ)と彦九郎(ひこくろう)。二人は戦で家族をうしなった悲しみから、「この世から戦をなくす」という同じ夢を描くようになりました。匡介は城の石垣を作る石工として、彦九郎は石垣を破壊する鉄砲の職人として、この「夢」の実現を目指します。
そんな二人が大津城の戦いでついに激突します。“最強の鉄砲”を作った彦九郎を、匡介は“最強の石垣”を築き迎え撃ちます。
同じ夢に向かって磨いてきた“最強の技”をぶつけ合う匡介と彦九郎。二人がたどり着いた夢の結末とは何だったのでしょうか。
〈どちらが勝ったとしても気づけなかった。共に全力を出し尽くしたからこそ彦九郎もそのことに気づいているように思えてならなかった〉匡介が語った二人の夢の結末を是非皆さんにも読んでもらいたいと思います。
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