高校生のための国語のおすすめ30冊

なんのために学ぶのか

なんのために学ぶのか

新書 私のおすすめ30冊 高校生が主役 勉強の意味 教わるのではなく学ぶ

SB新書(SBクリエイティブ)

池上彰

学ぶことは、自分の抽斗(ひきだし)を増やすこと

教室の窓から外を眺めてぼんやりしている、そこの君。いったい自分は何をしているのか、なんて考えていませんか? この授業が将来何の役に立つのかなんてことも……。

でも、一見無駄に見える教科でも、どこかできっとつながるはず。例えば、好きな人ができたとき、その人との時間と空間を共有したいと思ったら、たくさんの話題をもっていたほうが断然有利。それは働くようになったときでも同じ。

学ぶことは自分を磨くこと。勉強のモヤモヤを晴らしてくれる、現代の『学問のすゝめ』。そんな本です。

次に読みたい本

日本哲学入門

  • 日本哲学入門

新書

講談社現代新書(講談社)

藤田正勝

日本人は西洋思想をどのように学び、日本独自の哲学へと発展させてきたのか。明治以降、日本人は何を考えてきたのかを知ることができる一冊です。

西田幾多郎の哲学 物の真実に行く道

  • 西田幾多郎の哲学 物の真実に行く道

新書

岩波新書(岩波書店)

小坂国継

日本で最初に哲学を打ち立てた人物として知られる西田幾多郎。西洋にはない、日本人ならではの視点で哲学を説いた彼の思索の内容を知ることができる一冊です。