愛知の文学
佐佐木信綱
作品 | 地域 | 分類 | 作者 |
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竹島(たけしま) | 蒲郡郡 | 短歌 | 佐佐木信綱(ささきのぶつな) |
佐佐木信綱は,明治5(1872)年に三重県で生まれる。歌学者でもあり,『万葉集』や和歌史の研究者としても名高い。落合直文(おちあいなおぶみ),正岡子規(まさおかしき)と並んで,明治の短歌革新を企(くわだ)て,「竹柏(ちくはく)会」を設立し,歌誌「心の花」を創刊した(1903年)。歌集に『思草(おもいぐさ)』『豊旗雲(とよはたぐも)』がある。昭和38(1963)年に死去。
蒲郡(がまごおり)市の名勝竹島は,三河守であった藤原俊成(『千載和歌集』の撰者)が,琵琶湖の竹生島(ちくぶじま)の弁財天(べんざいてん)を勧請(かんじょう)した。今でも毎年俊成祭が行われている。信綱は俊成を尊敬しており,昭和9年8月に竹島を訪ねている。その後も足を運んで歌を残している。
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佐佐木信綱
(ささきのぶつな) -
竹島(蒲郡郡竹島町)