化学用語解説

ドルトンの原子説

［どるとんのげんしせつ］Dalton's atomic hypothesis

ドルトン（イギリス，1766〜1844）は，近代化学の基礎となる原子説を提唱した。ドルトンの原子説は，次の通りである。

• すべての元素は，一定の質量と大きさをもつ原子からなる。
• 原子はそれ以上分割できない粒子で，他の原子に変化しない。
• 原子は新たに生成したり，消滅したりしない。
• 化合物は，異なる種類の原子が，簡単な整数比で結合してできている。

【化学図表】p.69

関連語　原子質量保存の法則定比例の法則倍数比例の法則

原子｜＜ ＞｜原子核

© Hamajima Shoten, Publishers