タンパク質の変性
[たんぱくしつのへんせい]protein denaturation
タンパク質が熱,酸や塩基,重金属イオン($\chemf{Cu^{2+}}$,$\chemf{Hg^{2+}}$,$\chemf{Pb^{2+}}$など)などの作用によって,その機能を失うこと。ポリペプチド結合は維持されるが,水素結合の組換えなどが起こり,立体構造が変化することによる。変性したタンパク質はもとには戻らない。
【化学図表】p.256
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