冬至近くでの太陽と影の動き(2012年12月25日)


地面に垂直に棒を立て,できる影のようすを観察します。(撮影場所:愛知県名古屋市)

秋分の日のようすに比べて,太陽の高さは低く,影は長くなっています。日の出の位置,日の入りの位置も秋分の日の位置(真東,真西)から南よりになっています。

影の先端は,日の出からだんだん南(画面上方)に動いていき,南中後はまた北に動いていきます。よって,影の先端の軌跡は南中の点を頂点とし,北のほうに曲がった曲線となります。

冬至の日の南中高度は,簡単には 90°-観測地点の緯度-23.4°で計算できます。

ちなみに,冬至の日も春分,秋分の日と同様,年によって前後することがあります。
冬至の日は例年12月22日前後となっており,2012年は12月21日でした。

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秋分の日の太陽と影の動き(2012年9月22日)