化学用語解説
オゾン層
[おぞんそう]ozone layer
大気上空に存在するオゾン濃度の高い層。約10 km10\unit{km}10km〜50 km50\unit{km}50kmの大気では,高度とともに気温が上昇する。大気のこのような範囲を成層圏といい,オゾン層は成層圏の中にある。オゾン層は,生物にとって有害である紫外線を吸収する。
酸素分子が紫外線を吸収して酸素原子になり,酸素分子と酸素原子が反応してオゾンができる。また,オゾンは紫外線を吸収して,酸素分子と酸素原子に分かれる。
【化学図表】p.263
ヨウ素デンプン反応|< >|酸化物
© Hamajima Shoten, Publishers