染色体[せんしょくたい]
chromosome
細胞分裂のときに、核が変化して現れる、ひも状のもの。

染色体には遺伝子がふくまれている。細胞分裂の過程によって、染色体のようすはちがっている。
1つの細胞にふくまれる染色体の数は、生物の種類ごとに決まっている。
例
ヒト:46本、タマネギ:16本
有性生殖を行う生物では、よく似た染色体が2本ずつ対になっている。これは、両親からそれぞれ受けついだものである。
例
ヒト:23\text{本}\times 2=46\text{本}
例:いろいろな生物の染色体数
動物 | 数 | 植物 | 数 | |
---|---|---|---|---|
アカイエカ | 6 | ソラマメ | 12 | |
ヒキガエル | 22 | エンドウ | 14 | |
ネコ | 38 | タマネギ | 16 | |
チンパンジー | 48 | トウモロコシ | 20 | |
ウシ | 60 | イネ | 24 | |
イヌ | 78 | イチョウ | 24 | |
ニワトリ | 78 | コムギ | 42 | |
アメリカザリガニ | 200 | サツマイモ | 90 |
参 考
染色体という名称は、染色液(酢酸カーミン溶液、酢酸オルセイン溶液)によく染まることに由来する。