内骨格[ないこっかく]

endoskeleton

ヒトなどの動物どうぶつのように、からだの内部にある骨格こっかく


ヒトの骨
図:ヒトのうで

ヒトの骨格は、約200個の骨からなっており、付着した約400種類の筋肉きんにくとともにはたらいて、複雑な運動をおこなっている。

なお、関節かんせつを曲げる筋肉とのばす筋肉があるので、筋肉の種類は骨の種類の2倍になる。

エビやカニ、昆虫類こんちゅうるいのなかまは、からだの外側をおおうかたいからがあり、これらは外骨格がいこっかくという。

参考

骨のつくり
図:骨のつくり

骨は、骨細胞こつさいぼうとその周辺をみたす物質(基質きしつ)、それらをおおうまくからなる。内側に骨髄腔こつずいくうとよばれる空間があり、血液の成分をつくる骨髄こつずいがある。基質にふくまれるリン酸カルシウムは、骨のかたさのもとになる。

【関連語】 運動器官 関節 筋肉 骨格 外骨格