化学用語解説

[せるしうすど]degree Celsius

セルシウス(1701〜1744,スウェーデン)が定めた温度(セ氏温度,セルシウス温度)の単位(記号は$\degreeCc$)。水の凝固点を$0\text{〔}\degreeCc\text{〕}$,沸点を$100\degreeC$と定めたのがはじまり。現在,セルシウス温度$t\text{〔}\degreeCc\text{〕}$は,絶対温度$T\unitk{K}$から,次のように定義されている。 $$ t/\degreeCc = T/\mathrm{K} - 273 $$ ここで,$t/\degreeCc$はセルシウス度$t$から単位$\degreeCc$を取った数値,$T/\mathrm{K}$は絶対温度$T$から単位$\mathrm{K}$を取った数値を示す。

【化学図表】p.31,103

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