朗読音声を利用した効果的な学習方法

STEP 1 音声を流しながらリピート

  1. CD再生 第1回目:音声を流しながら,単語だけ(テキスト左ページの赤文字の語だけ)をリピートする(意味を確認しながら行う)
  2. CD再生 第2回目:音声を流しながら,今度はフレーズだけをリピートする(意味を確認しながら行う)
  3. CD再生 第3回目:適宜ポーズで止めながら,例文だけ(テキスト右ページ)をリピートする。

STEP 2. 書き取り練習

赤黒シートの赤い方を使って,例文の赤文字の語を隠し,隠した語をノートに書いてみる。そのときに例文を口で言いながら書くようにすると効果的。つづりを間違えた単語だけを繰り返し書いて練習する。

STEP 3. シャドウイング

シャドウイングとは?
シャドウ(=shadow:影)のように,聴こえてくる音を後から追いかけて,同じようにまねて発音する訓練方法。単語の個々の正しい発音が身につくのはもちろんのこと,英語独特のリズム,イントネーションにも慣れることができる。

シャドウイングの仕方 (テキストp.14-p.15を例に説明)

university <朗読音声>

  university <あなたの声>

at the university <朗読音声>

  at the university <あなたの声>

I decided to study economics at the university. <朗読音声>

  I decided to study economics at the university. <あなたの声>

このように,朗読音声よりほんの少し遅れて,聴こえてくる英語をまねしながらどんどん口に出すように練習する。なるべく英語のリズムにのって言ってみよう。

できるだけ本を閉じて,耳からの音に集中してシャドウイングしてみよう。言えないところがあっても気にせずに,とにかく英語を口に出すことが大切。コツコツと続ければ,驚くほど英語力がアップするはず。

STEP 4. 前日の復習(シャドウイング)

翌日の練習の始めに行う。

前日練習したトラックだけでなく,それまでに練習したトラックも,テキストを見ずにスラスラと言えるようになるまで何度も復習する。

STEP 5. 前日の復習(ディクテーション)

STEP 4に続けて行う。

ディクテーションとは?
音を聴き,紙に書き取る訓練方法。

実際に文字で書くことによって,耳で聴き,声に出した音が,文字と結びついているかを確認することができる。

ディクテーションの仕方 (テキストp.14-p.15を例に説明)

university / at the university / I decided to study economics at the university.

のように,見出し語,フレーズ,例文を聴いて,見出し語universityを書き取る。

その後,テキストを見て答え合わせをする(1文字1文字注意しながら)。

できる人は,フレーズや例文の書き取りにも挑戦してみよう。

練習記録用紙★今どこを練習しているか,どこまでシャドウイング,ディクテーションができるようになったかなどを表に記録して,練習の進み具合を記録しておくとよいでしょう。

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