解けない連立方程式

これは誤解!

 $\left\{ \begin{array}{l} x+y=3 \cdots ①\\ x+y=1 \cdots ② \end{array} \right.$

$\text{①}-\text{②}$より,$0=2$となり矛盾します。

 $\left\{ \begin{array}{l} x-y=1 \cdots ③\\ 3x-3y=3 \cdots ④ \end{array} \right.$

$\text{④}\div 3$より,$x-y=1$これは③に等しい。

以上から,ともに,連立方程式の解は考えられません

次の図で,直線①と②,③と④の交点の座標が,それぞれの連立方程式の解になります。

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したがって,の解はありません。の解は無数にあります

「解がない」「解が無数にある」というのも立派な答えです。