ニュートン
プロフィール
Isaac Newton
イギリス
1643年1月4日 ~ 1727年3月31日
おもな業績
- 運動の法則,万有引力の法則の発見(1687年) 物体や天体の運動の基本になる法則を発見した。
- 反射望遠鏡の発明(1668年) 反射鏡を使った望遠鏡を発明した。
解 説
1665年,感染症のペストが流行し,大学が閉鎖になりました。そのため故郷に帰っていたときに,「月が落ちてこないのはなぜだろうか」と疑問に思うようになりました。考え続けた結果,落ちてこないのではなく「落ち続けている」のだということに気づきました。この考えをもとに,「万有引力の法則」を導き出しました。リンゴが木から落ちるのを見て発見したという逸話がありますが,これはあとで考えた理由だといわれています。
その後,色と光の関係を研究したり,反射望遠鏡を発明するなど,光に関する研究も行いました。
ニュートンは,1687年に「プリンキピア」を出版しました。この本の中で,ニュートンは,力と運動に関する重要な3つの法則(慣性の法則,運動の法則,作用・反作用の法則)や,万有引力の法則などをまとめ,さらに,これらの法則をもとに,惑星の運動などについても述べています。ニュートンは,微分積分法も発見しました。「プリンキピア」は,自然現象を数学を使って正確に表した最初の本だったといえます。