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資源は何年採掘できるか，それを示すのが，可か採さい年ねん数すうである。

ところが，この可採年数はカウントダウンのように毎年1年ずつ短くなっているわけではない。時には増えることもあり得る。これは，可採年数の導き出し方に原因がある。可採年数は，確かく認にん可か採さい埋まい蔵ぞう量りょうを年間使用量で割った値である。確認可採埋蔵量は，存在が確認され現在の技術で経済的に採さい掘くつできる量であり，技術が進歩したり，価格が上がり高コストでも経済的に成り立つようになれば，増えることのある量である。