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りかびんPlus - ピンホールを使った日食の観察方法

ピンホールを使ったにっしょくの観察方法

身近な材料を使って,日食を観察してみよう。

原案 明石市立天文科学館

用意するもの

  • 黒い画用紙
  • トレーシングペーパー
  • 紙コップ(2個)
  • 輪ゴム(2本)
  • テープ
  • 千枚通し(コンパスなどでもよい)
  • はさみ
  • 黒インクペン

作り方

(1)1つの紙コップの底を黒くぬる。

(2)底を黒くぬった紙コップの底の中心に,千枚通しまたはコンパスの針などで小さな穴を開ける。(1~2mmくらい)

(3)もう1個の紙コップの底をはさみで切り抜く。

(4)トレーシングペーパーを紙コップの直径よりも少し大きめに切り取る。

(5)トレーシングペーパーを紙コップに輪ゴムでとめた後,テープで固定する。

(6)黒い画用紙を丸める。筒が長くなるように巻く。丸めたら,輪ゴムでとめる。

(7)黒い画用紙の筒の両側から,(2)と(5)の紙コップを差しこむ。

(8)画用紙と紙コップをテープで固定する。

観察方法

穴を開けた側の紙コップをたいように向け,トレーシングペーパーにうつった太陽を観察する。

観察するとき,肉眼で太陽を直接見ないように注意する。