りかびんPlus - セイタカアワダチソウ
セイタカアワダチソウは,北アメリカ原産の外来種。第二次世界大戦後に急速に増えた。
植物は,重ならないように葉をつけたり,つる植物のようにほかの植物にからまって早くに上へ伸びるなどして,光合成に必要な日光を多く受けとっている。セイタカアワダチソウは,まわりの植物より高く成長するほか,根から出す物質によりほかの植物の成長や種子の発芽を阻害するアレロパシーという現象を起こす。このため,セイタカアワダチソウだけの群落ができやすく,その土地の生態系が変わってしまう。