窒素をどうやって発見した?

空気から他の気体をとり除いて得た!

窒素は、乾燥した空気中に体積にして約78\mathrm{%}もふくまれています。

しかし、酸素や二酸化炭素と同様に無色・無臭の気体であり、ものが燃えるのを助けるはたらきのある酸素や石灰水を白くにごらせる二酸化炭素とは異なり、窒素だけに特有な反応というものはあまり聞きません。では、どうやって窒素は発見されたのでしょうか。

空気の入った密閉容器みっぺいようきの中で火が消えるまですみを燃やし続けます。このとき、酸素は炭素と反応して二酸化炭素になりますが、二酸化炭素はアルカリ性の水溶液にとけるので空気からとり除けます。こうして密閉容器内の空気から(酸素が反応してできた)二酸化炭素をすべてとり去っても、なお気体が残ります。この残った気体を乾燥(水蒸気を除去)させて得られたもの(*)、それが窒素です。窒素はこのような方法で、18世紀後半に発見されました。

*正確には、アルゴンなどもわずかにふくまれます。