裸子植物[らししょくぶつ]

gymnosperm

子房しぼうがなく、胚珠はいしゅがむき出しになっている種子植物しゅししょくぶつ受粉じゅふんして種子しゅしはできるが、子房がないので果実かじつはできない。たとえば、マツ、スギ、イチョウ、ソテツなどがふくまれる。


裸子植物とは異なり、胚珠が子房の中にある種子植物を被子植物ひししょくぶつという。

参 考

イチョウのとよばれるものは、実際には1つの種子である。異臭いしゅうのする外側のやわらかい部分も、白いからも、内側の食用部分である「ぎんなん」も、すべて種子の一部である。

写真:イチョウの種子
図:イチョウの種子(断面図)

【関連語】 胚珠 子房 種子植物 被子植物