炭酸水素ナトリウムの加熱

図のように、試験管Aに炭酸水素ナトリウムを入れて十分に加熱した。すると、気体が発生して試験管Bで集められ、試験管Aの口付近には液体がつき、試験管Aには白い固体が残った。

⑴ 試験管Bで集めた気体に石灰水を入れてよく振ったところ、白くにごった。この気体は何か。
⑵ 試験管Aの口付近についた液体に青色の塩化コバルト紙をつけたところ、赤色に変化した。この液体は何か。
⑶ 試験管Aに残った白い固体は炭酸ナトリウムである。炭酸水素ナトリウムのちがいとして、水へのとけやすさがある。よりとけやすいのはどちらか。
⑷ この実験では、炭酸水素ナトリウムが、⑴の気体、⑵の液体、炭酸ナトリウムの3種類の物質になった。このように、1種類の物質が2種類以上の物質に分かれる化学変化を何というか。