アクティブ地理 インタビュー特集

アルゼンチン

バレリャ・エスクリアル さん
(Valeria Escliar さん)

首都:ブエノスアイレス
人口:4067万人
面積:278万0400km2

スペイン語のあいさつと自己紹介

インタビュー

アルゼンチンはもともと移民の国です。世界のいろいろな場所から来た人がいますが,特にヨーロッパ,中でもスペインやイタリアからの移民が多いです。わたしの祖先は,ウクライナやスペインから来た人々や,先住民などだと思います。

アルゼンチンの季節は日本と逆です。また,アルゼンチンは広いので,地域によって気候が異なります。暑い北から南極に近い寒い南まで,さまざまな気候が見られます。わたしが住むブエノスアイレスは,12月下旬から2月までが夏にあたり,日本と同じくらい湿度が高いです。日本の梅雨のような雨季はなく,雨も日本より少ないです。冬や秋は雨がほとんど降りません。

サッカーです。アルゼンチンでは,サッカーはとても人気があり,老若男女問わずだれもがサッカーを見ることを楽しみます。

アルゼンチンの人々は日本によいイメージをもっています。もしわたしたちが日本人だったら,自分たちのことをとても誇りに思うと思います。第二次世界大戦で破壊された後で,豊富な資源をもたずに発展した国だからです。幸いにもアルゼンチンは第二次世界大戦で大きな影響を受けなかったので,戦争を経験するというのは衝撃的なことです。また,日本は千年の文化,とても独特な文化をもつ国だと考えられていて,多くの人が興味をもっています。

少ないです。日本語はわたしたちにとってとても難しいことばなのです。また,アルゼンチンの人が日本で勉強することを選ばないもう1つの理由として考えられるのは,それが可能だと知らないからでしょう。ここに来てどこで勉強するかなどの情報がないのです。たいてい留学するというと,ヨーロッパ,特に同じ言語を使うスペインや,またはアメリカに行く人が多いです。わたしの場合は,西洋ではなく,違う文化をもつ外国で勉強したいと思って,アジアの日本を選びました。

ミラネサです。アルゼンチンで代表的な肉料理で,牛肉に卵とパン粉をつけて揚げます。日本では,魚をフライにするのでしょう?それを肉でつくった料理で,パパフリータ(フライドポテト)を添えます。アルゼンチンの人は牛肉が好きなのです。牛肉を楽しまない人はいません。毎日肉を食べる人もいますよ。

人です。アルゼンチンの人は,心があたたかく,連帯感があります。もしだれかに何か起こったら,見返りを期待することなく助けようとします。

たくさん勉強してください。勉強することは価値のあることなので,苦痛と思わず,楽しまなければいけません。地理を勉強する最善の方法は,旅行をすることです。わたしは旅が好きでブラジル,ウルグアイ,パラグアイ,そしてイギリス,イタリア,スペインに行ったことがあります。