涙の出ないタマネギ

タマネギといえば,切るときに涙が出るものというイメージがありますね。タマネギを切っても涙が出ない方法として,ゴーグルを使う,タマネギを冷やす,などが言われていますが,2008年2月,涙の出ないタマネギがつくられました。

このタマネギをつくったのはニュージーランド作物食糧研究所。

そもそも,タマネギを切るときに涙が出るのは,タマネギの細胞が傷ついたときに出される揮発性の化合物(硫化アリル)が原因です。同研究所では,遺伝子操作により,この化合物の生成に関わる酵素が働かないようにして,涙の出ないタマネギをつくりました。

ただし,同研究所は,このタマネギが一般家庭に流通するには,さらに10~15年が必要だろうとしています。いつか,ゴーグルなしでも気楽にタマネギを切ることができるのでしょうか。