ホトケノザ

ホトケノザ日当たりの良いところにはえる一年生草本。春早くから咲き始める。春の七草のひとつであるホトケノザは,キク科のコオニタビラコの別名で,この植物のことではない。

葉は対生し,茎の下部では葉柄があるが,上部では茎をとり囲むように円形の葉をつける。葉の縁は円い鋸歯があり,葉脈は深くくぼんで目立つ。

茎の上部の葉腋に花を輪生する。花は唇形で淡紅色。自家受粉して種子を残す閉鎖花が多い。