キョウチクトウ

インド原産の常緑低木で,日本には江戸時代に観賞用としてもちこまれた。暖かいところで生育し,庭や公園に植えられる。大気汚染や乾燥に強いため,街路樹としても用いられる。 葉は狭長楕円形で3枚1組で輪生する。7-8月に集散花序を出し,淡紅色など様々な色の花を咲かせる。有毒植物。

長さ10-20cmの線状披針形の葉を3輪生させる。厚い革質で,葉縁は全縁。羽状の平行脈がある。

7-8月になると,枝の先に集散花序を出す。花冠は下部が細い筒状で,上部は5つに分かれて平開する。色は紅色,白色など様々な品種があるが,ふつう紅色八重咲きのものが多く,果実ができない。