ガクアジサイ

ガクアジサイ暖地の海岸や海沿いの山地に生育する落葉低木。自生地は暖地の太平洋沿岸部に限られていて,おもに観賞用に栽培される。葉は5-15cmの広卵形で,対生する。装飾花を咲かせ,中央の両性花を囲む額に見たてて,額紫陽花と名前がついた。

長さ5-15cmの卵形から広卵形で,葉質は厚く光沢がある。葉柄を持ち,対生する。縁にはきょ歯がある。

夏に枝先に散形花序を出す。小さな両性花が密集し,そのまわりをがく片4,5枚の装飾花がとり囲む。装飾花は花の機能を失っている。