イヌタデ

イヌタデ道端や庭,空き地など,いたる所に普通に生育し,畑の害草とされる一年生草本。夏から秋に枝から花穂をのばす。花穂は赤い小さな花が集まっており,この花を赤飯に見たてて赤の飯(アカノマンマ)の別名がある。

長さ3-8cmの広披針形で両端がとがり,互生する。葉縁は全縁。短い葉柄がある。

6-10月に葉腋から穂状の総状花序を出し,紅紫色の小花をつける。花弁はなく,雄しべ8本,花柱3本,5深裂したがく片からなる。