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りかびんPlus - 酵素

がくはんのうが進むのを助けるぶっしつしょくばいという。こうも触媒の一種で,生物のからだの中で起こる化学反応を助けるタンパクしつである。

しかし,高温ではタンパク質の構造は変わってしまう。たとえば,肉を加熱するとようすが変わるのも,タンパク質の構造が変わるためである。だ液中のアミラーゼなども,体温に近い温度でもっともよく反応するようになっていて,高温では構造が変わってしまうためはたらかない。