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次に読んで欲しい二ツ星本の詳細です! |
| 君の選んだ本をより詳しく紹介します! | |
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『ナイチンゲール』 |
| 長島伸一 岩波ジュニア新書230 1993年 224頁 | ||
| 近代 ヨーロッパ 社会 | ||
| クリミア戦争での活躍で有名なナイチンゲールの生涯や、彼女の著作物を分かりやすい文章で紹介している。ナイチンゲールの生きた産業革命後の「19世紀という時代」の特徴を示し、その“陰”の部分も含めて、イギリス社会の実像を浮かび上がらせる。 ナイチンゲールは、それまで社会的評価の低かった看護という仕事に光を当てて確立させ、さらに社会改良家としても大きな実績を持つ。また、ゆがみに苦しむ人間と社会の現実を直視し、衛生改革にも取り組んだ。 ナイチンゲールの著作『看護覚え書』は、看護の問題を、その背後にある社会環境や生活環境の問題と関わらせて語っており、19世紀のイギリス社会が手にとるように分かる。19世紀の病院や看護婦の現実は、現在の常識とは全く異なる。「ごみごみした病室や換気不良、構造上の不備、建築上ならびに管理上の不行きとどき、こうしたものがあると人は徐々にではあるが、いらいらや無気力、熱っぽさ、…『不快感』などを覚えるようになる」(『病院覚え書』)とナイチンゲールは指摘する。 |