「02章 生物と遺伝子」カテゴリーアーカイブ

タンパク質分解とノーベル賞

タンパク質分解にかかわるノーベル賞

2004年ノーベル化学賞

ユビキチン・プロテアソーム系によるタンパク質分解を発見した。

チカノヴァー(イスラエル),ハーシュコ(イスラエル),ローズ(アメリカ)

2016年ノーベル生理学・医学賞

自食作用(オートファジー)のしくみを解明した。

大隅良典(日本)

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がんと生物学

がんとは

現在,がんは日本人の死因のトップで,およそ3人に1人が がん で死亡している。がん細胞は,自分自身の細胞が変化したもので,次のような特徴をもつ。

  1. 無秩序に増殖する。
  2. 周囲にしんじゅんする。
  3. 他の組織に転移する。

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山中伸弥教授,2012年ノーベル生理学・医学賞受賞

2012年ノーベル生理学・医学賞は,イギリスのJ.B.ガードンと日本の山中伸弥が受賞した。受賞理由は「成熟した細胞を,多能性(pluripotent)を持つ細胞に初期化(reprogram)できることの発見」であった。

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DNAは染色体の中で適当に折りたたまれている

染色体の中に折りたたまれて収納されている。その折りたたまれ方について,これまでの定説を覆す研究成果が発表された。DNAは規則正しく折りたたまれていると思われていたが,実は,いい加減なまとまり方をしているという。

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遺伝子が明かす脳と心のからくり

9784897068824石浦章一著
羊土社

2004年発行

遺伝子はアミノ酸を指定しているだけではない?私たちの行動は、遺伝子に支配されている!?そんな新たな視点を与えてくれるのがこの本。「不安解消に効く遺伝子」,「記憶力を高める遺伝子」,「遺伝子が操る行動」など,興味深い話題が満載。また講義録の形式をとっており,大学の講義風景を垣間見ることができる。

 

がんというミステリー

978416660447X

宮田親平著
文藝春秋(文春新書)

2005年発行

がんは多くのなぞをもつ病気だった。なぜ増殖を続けるのか,なぜ浸潤し転移するのか。100年以上のがん解明の歴史を,さまざまなエピソードとともに紹介する。

がんの研究には,細胞周期,遺伝子の働き,免疫のしくみなどが深くかかわる。これらのなぞ解きをミステリーに仕立てた。